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東広島定住サポートセンター(地域づくり推進課内)

月曜日~金曜日(12月29日~1月3日、祝日は除く)

8時30分~17時15分

”東広島LOVEな人”に聞いてみた
移住・創業インタビュー

漫画家 / 村上たかし さん

◎東広島市八本松町在住 51歳 ◎居住歴:10年 ◎出身地:大阪府
※2016年8月取材時

自然と教育 二つの環境が移住の決め手
東広島で視野も作風も広がる

大阪市出身。京都大学在学中に漫画家としてデビュー。2007年に、妻の実家のある八本松へ移住する。翌2008年に連載を開始した「星守る犬」は、2011年に映画化され大ヒット。

豊かな自然が魅力 娘の進学を機に移住

妻の郷里が八本松です。大阪の豊中市で仕事をしていた頃から、何度も八本松に帰省。豊かな自然を実体験できること、広島大学の統合移転で交通をはじめとしたインフラが整っていることなどに、居住地としての魅力を感じていました。娘の進学について考えていたところ、「教育レベルの高い中高一貫校が開校する」と義父の強い勧めがあり移住を決意。2007年、妻の実家そばに住居と仕事場を構えました。

ストレスと生活コスト減少 持病も治る

移住前から気に入っていた自然環境は、10年経った今もそのまま残っています。雑踏のざわめきや車のエンジン音とは無縁の静かな環境は、私にとってユートピア。ストレスが減り、持病のアレルギーは、こちらに移住してしばらくすると出なくなりました。生活コストは豊中在住時の半分以下に。移住後に起きたリーマン・ショックの影響で、一時期仕事が減りましたが、仕事も暮らしもダウンサイジングできたことは、良かったと思っています。

この地だからこそ生まれた「星守る犬」

仕事においては、一歩引いた広い視野でものごとを見れるようになりました。それまでのギャグ漫画家から脱皮し、ストーリーのある作風に。何より、家族や人の絆といった大切なものに気づき、作品に盛り込むようになりました。映画化され、16ヵ国で翻訳出版されている「星守る犬」は、その視点があったからこそ生まれた作品だと思います。この東広島の環境に身を置いていると、もっとスケールの大きな作品を生み出せる。そう確信しています。

東広島への移住を考えている方へ

クリエティブな仕事、とりわけ広いスペースを必要とする作業の人には、家賃が安い東広島をお勧めしたいです。自然が理想的な形で残っていて、駅も空港も高速道路も近い。暮らしていくのにベストなまちだと思います。人口の増加がそれを証明しているのではないでしょうか。

東広島のここがお気に入り

Tジョイ東広島

映画館があるまちが少なくなりました。文化成熟度の証ともいえる映画館の存在はうれしいですね。息子と一緒にマーベルの作品をよく見に行きます。

安芸津の海岸線

作品中のシーンに度々描くほど好きな場所です。青い海に白いカキ殻が積まれた風景は、この地ならでは。