大創産業2023年1月取材時

大創産業は、商品ジャンルではなく100円均一というジャンルで店舗を作り、それを世界で初めてグローバルにチェーン展開している会社です。「DAISO」ほか、昨今では300円ショップ「THREEPPY」や、同様の価格帯を中心としながらも高い品質を両立する雑貨店「Standard Products」などの展開にも力を入れています。より多くのお客様に低価格で高品質な商品をお届けするため、国内では年間150店舗以上のペースで出店を拡大しています。現在では国内4,042店舗、海外は26の国と地域に2,000店舗以上を展開しています。直近では2022年9月にインドにも初出店し、事業エリアの拡大を図っています。このような急成長ぶりが、魅力として捉えていただき、新入社員は毎年約100名ほど、中途採用者は年30～40名程度が入社します。会社が急激に成長する中で、『多数精鋭の組織作り』をテーマに、多様なキャリアを持つ中途採用者は非常に必要な人材です。当然、県内外出身問わず募集しているので、広い視野を持つ人たちと共に世界に挑戦していきたいです。近年は休日や勤務形態の見直しなど、働きやすさに直結する仕組みを再構築している真っ只中。環境を整え、売上1兆円規模の企業を目指します。

呉で生まれ育った私はUターン組。地元と関東で複数の会社を経験し、法務関係の仕事に携わってきました。横浜で暮らしていた頃に西日本豪雨災害が発生。呉の両親のことが長く気にかかっていましたが、この災害を機に、真剣に地元で働くことを考えるようになりました。転職活動を行う中で、前職のキャリアが生かせて実家も近い大創産業を紹介してもらい、転職を決意。法務の仕事は権利保護や訴訟問題を扱ったりと、なかなか重要な業務です。小さなトラブルは社内で解決できますが、案件が大きいと、弁護士や弁理士など外部の専門家と連携を取ることが求められます。これだけの店舗数や商品数を抱える中で解決せねばならない事案は日々多く、わずか3年ほどで部署内の社員は倍増しました。責任は大きいですが、だからこそのやりがいも実感しています。仕事終わりのソフトテニスが何よりの息抜きで、休日も試合や練習に励んでいます。都会では、練習するコートを確保するにも一苦労でしたが、こちらではのびのびゆったりプレーできます。屋根の付いたテニスコートがあるので、天気の心配をしなくてすむのもうれしいですね。東広島は新しい施設も増え、ますます活気づいているまち。さまざまな企業も揃うし、選択肢のある生き方ができるのではないでしょうか。

愛媛で働いていた私と、広島で働いていた妻とは、別居して互いの仕事に打ち込んできました。子どもの出産を機に皆で一緒に暮らそうと、妻の職場がある広島で職探しを始めました。名前がよく知られた大創産業が人材募集していることを知り、張り切って応募。面接時に会社見学をさせていただきましたが、社員が皆気さくな雰囲気だったのも大きな決め手になりました。以前の職場でも経理を担当していましたが、現在も経理部で固定資産の計上や受領請求書の処理といった業務に従事しています。昨今では書類の電子化といったDXも進んでいるので、新しいプロジェクトに関わることで自身が成長できているのを感じます。仕事でより良いパフォーマンスを発揮するためにはプライベートの充実が大切だと思いますが、定時退社日があったり、残業を減らそうという動きが、それらを叶えてくれています。終業後は趣味のダンスに汗を流したり、最近は休みの日に家族でキャンプに出かけるのがお気に入り。東広島にも、近隣にも自然豊かなキャンプスポットが多く、次はどこに行こうかとワクワクしています。これから移住を検討している人には、「企業選びも大事だけど、どこに住むかも同じくらい大事」ということを伝えたいです。