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東広島定住サポートセンター(地域づくり推進課内)

月曜日~金曜日(12月29日~1月3日、祝日は除く)

8時30分~17時15分

移住・定住に取り組む
住民自治協議会の紹介

志和町志和堀

志和堀小学校区住民自治協議会

「空き家対策プロジェクトチーム」
会長 平賀 興三郎さん
副会長 伊関 敏雄さん
副班長 野田 繁さん
※2016年8月取材時

新規就農者の移住が相次ぎ、注目を浴びている志和町志和堀地区。空き家の活用にいち早く取り組み、取材した2016年8月現在は「貸せる空き家がない」状態。空き家対策を行うプロジェクトも立ち上げ、綿密な情報収集と並行して、所有者との交渉を続けている。

20年前から取り組む地域づくり

志和堀の半川周辺は、6月になるとたくさんのホタルが飛び交う「ホタルの里」として知られています。約20年前に地元の有志で組織された「里づくり推進協議会」の取り組みが実を結んだものです。同協議会を母体として発足したのが「志和堀小学校区住民自治協議会」。2010年に実施した住民アンケートをもとに、まちの課題を分析。住民全員参加のワークショップを経てまちづくり活動の基本構想を決定し、2012年2月に設立されました。

「ホテル祭」のステージ風景

住民自治協議会全体で取り組む「若者が帰る場所」

住民自治協議会が定めた「志和堀まちづくり計画」では、「次の世代が希望をもてるようなまち」を基本目標に掲げています。テーマの一つが「若者が帰ってくるようなまちづくり」。上下水道の整備や、働き場所の確保といった課題とともに、「空き家の名簿作成」「農業で若者を呼び込む」という移住促進に向けた取り組みも始まっています。空き家については、2015年2月に「空き家対策プロジェクトチーム」を組織。個人レベルで対応していた移住希望者と空き家所有者のマッチングを、住民自治協議会として行っています。

空き家はあっても「すぐに貸せない」状況

同プロジェクトチームの活動により、地域の空き家の軒数はもちろん、所有者の所在や賃貸の意向なども住民自治協議会で把握。この1年で2軒の空き家が賃貸住宅となりました。2016年8月現在、空き家の数は36軒。「1年に何軒お世話できるか、とは考えず、1軒ずつ地道に交渉していきたい」と平賀興三郎会長。移住希望者からの「借りたい」という声に応えるべく、所有者との話し合いや意向調査を続けています。

空き家対策プロジェクトチーム
左から、副班長の野田さん、会長の平賀さん
副会長の伊関さん

住民が参加する時報塔周辺整備の様子

小学校統合を乗り越える振興策

統合を予定している志和堀小学校。耐震基準をクリアしているので、この校舎をそのまま移住促進の拠点にする予定です。移住希望者が一定期間住むことができる「お試し居住」や、小規模事業者の事務所として活用する「スモールオフィス」構想などのアイデアを出し合い、今後の活用策を検討しています。

志和堀小学校区住民自治協議会

〒739-0269 広島県東広島市志和町志和堀857(志和堀地域センター内)
電話:082-433-2891
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