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東広島定住サポートセンター(地域づくり推進課内)

月曜日~金曜日(12月29日~1月3日、祝日は除く)

8時30分~17時15分

大学生が活躍するまち、東広島

広島大学

学生まちおこし団体ふくふく

総合科学部4年 小林 美月さん(前代表)
総合科学部3年 平林 恵莉さん(現代表)
※2016年8月取材時

アイガモ農法の稲作を学ぶ小学生の「総合学習」の手伝いや、福富のことをもっと知ってもらうためのバスツアーを企画。地元のイベントのサポートなどで積極的に関わりを持ち、若いエネルギーを福富にもたらしている。

アクアフェスタ実行委員会の会合に参加

福富と大学がつながり、地域おこしへ

2015年春に発足した、「学生まちおこし団体 ふくふく」。初代代表の小林美月さんが、福富の久芳小学校でのアイガモ農法を学ぶ授業の手伝いをしたのがきっかけでした。地域の人に「大学生に、福富と関わってもらいたい」との思いを受け、快諾した小林さん。「人の温かさ、自然の豊かさあふれる福富の良さをもっと知って、大学と地域がつながり、福富全体の地域おこしにもつながれば」と、団体設立当時の思いを話してくれました。

地元恒例イベントに加わり新しい風を

発足当初5人だったメンバーは、2年目の2016年は15人。活動内容も広がり、久芳小学校の総合学習の他に、福富を代表するお祭り「アクアフェスタ」の実行委員に。初年度の2015年は、名物「あいがもレース」の運営に加え、初めての試みとなる「夜の部」を提案。広島大学の学生が多数出演し、アクアフェスタ史上初の2万人という来場者数を記録しました。「地元の人から、今までで最高の人出だよと言っていただき、うれしかったです」と小林さん。

地域と学生が触れ合うツアー開催

2016年春から同団体代表となった平林恵莉さんは、「広島大学の学生は、福富というすてきな場所を知らないのでは」と感じ、2016年5月に、市のまちづくり補助金を利用して、広大生に向けた「春の!福富ツアー」を開催。地元観光スポットをバスで回り、木工体験やアースバック見学、食事などで地域の人と交流しました。6月には福富の食材を使った「BBQ福富ツアー」を開催。「いずれも大好評。自然や人の温かさなど、福富の魅力を学生にアピールできたと思います」と笑顔で話してくれました。

私たちは微力だが、無力ではない

学生団体は、創立当時のメンバーがいなくなる2、3年後が限界といわれます。大学と地域が接点を持ち、歓迎していただける流れをつなげていけるよう、しっかりした団体にしていくのが使命です。「私たちは微力だが、無力ではない。」創立時の思いを後輩に引き継ぎ、これからも学生の力が福富の発展に寄与していけばいいなと思っています。

いつか帰ってきたいまちに

団体設立のきっかけとなったアイガモ農法。田植えや収穫祭など、私たち学生はもちろん、小学生の心にも残る総合学習の時間だったと思います。一度はこの地を離れても、またいつか帰ってきたくなるまち、学生にとって「第二の故郷」と思えるまちづくりが、ひいては移住促進につながるのではと考えます。